有馬温泉の老舗宿・御所坊のインバウンドDX事例 けいえいまち代表 吉川祐介の論文が 『マーケティングジャーナル』に掲載
- けいえいまち

- 7月1日
- 読了時間: 2分
更新日:9月5日
代表の吉川が執筆した論文が、日本マーケティング学会発行の『マーケティングジャーナル』Vol.45 No.3(2025年6月発刊)に掲載されたました。

吉川は、DXや観光まちづくりに関する複数の地域実践に携わってきました。中小企業診断士として現場で支援を行った経験をもとに、御所坊のDX推進プロセスをエフェクチュエーション(創造的行動の理論)の視点から分析・解説しています。
本論文では、兵庫県・有馬温泉の老舗宿「陶泉 御所坊」を運営する株式会社御所坊を事例に、インバウンド観光の再開とともに高まる欧米顧客の期待に対し、宿泊業としての価値をいかに再構築し、高付加価値化を実現していくかという課題に焦点を当てています。
日本の宿泊・飲食業界では、労働生産性の低さやDXの遅れが長年の課題とされてきましたが、本稿はそれに対するひとつの実践的な解決アプローチを提示するものとなっています。
今回の掲載は、地域に根ざした中小企業の取り組みが、実務と理論の橋渡しとして注目された成果であり、観光業界・経営戦略・地域活性分野における貴重な実践知の共有を目的としています。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
≪掲載誌概要≫
「マーケティングジャーナル」
日本マーケティング学会が発行する、1981年に創刊された和英混載のオープンアクセスジャーナルで、オンラインで年4回発行。
マーケティング研究・実践の水準を高めるために、マーケティングに関心のある人々に向けて、マーケティングに関する重要かつ独創的な、学術的・実践的示唆に富んだ論文を掲載。
(発行元)日本マーケティング学会
日本マーケティング学会は、日本のマーケティング力を培っていくために、理論と実践、そして他分野との深いレベルでの交流を通して「探求と創発」を目指す、2012年に発足した日本学術会議協力学術研究団体。
≪論文概要≫
論文タイトル 「有馬温泉の小宿が挑戦する欧米顧客満足の向上 ― 株式会社御所坊のDX ―」
著者 吉川 祐介



コメント